カーオーディオマメ知識

カーオーディオは、独特な音響機器だと考えたい

さまざまな騒音に囲まれながら、豊かなサウンドを提供する。カーオーディオは、家庭用のオーディオと違った難しい側面があります。音源もFM放送やCD、現在ではiPodやUSBフラッシュメモリーの活用など多彩になってきています。
良い音を聴くために重要なのは、その中核ともいえるヘッドユニット(オーディオ本体)の交換があります。比較的手軽に良い音が得られるほか価格も手頃で、1DINタイプのCDヘッドユニットがとくに人気になっています。手頃な価格のCDヘッドでも純正に比べればいい音を得られますが、徹底して音質にこだわるなら高価な分、満足度は高いハイクオリティなCDヘッドを選びたいものです。
純正オーディオから交換するだけで、手軽にいい音を得られます。価格もお手頃な物からとても高価な物まで、ニーズに合せて選べるので選ぶ楽しみも魅力の一つです。

騒音に負けず、クリアでダイナミックなカーオーディオを目指そう

ドライブを演出する小道具として、音楽は欠かせません。標準装備されているカーステレオから新たな音を求めてカーオーディオを装備する。スピーカーを交換してよりキレイでメリハリある音を楽しむ、サブウーファーを追加して迫力ある重低音を楽しむなど、高品質の音を楽しみながら快適な音空間を車内に創りだして、ハイグレードな音質を楽しみましょう。

カーオーディオ本体

カーオーディオの大きさは決められている

カーオーディオ本体のサイズには、ドイツで決められたサイズの規格があり、1DINと2DINの2種類があります。簡単にいうと幅は同じで高さが違うということです。高さが高いため2DINは2つのソース(MDとCDなど)に対応できる仕様になっているのものが多くなっています。 このサイズに合わせて、ダッシュボードに組み込めるようにスペースがクルマには確保されており、きれいに収まるように設計されています。

現在はI DINが圧倒的に市場を占拠している

以前はソースが多い2DINが人気でしたが、いまはパソコンで購入したCDをCD-Rに収録したり再生したり、iPodRに代表されるようなデジタルオーディオが登場してからはMDの人気が急速に落ちてきています。そのため、圧倒的に1DINのCDが人気になっています。

その他プレーヤー

クルマでも音は探究できる

エンジン音など、騒音に包まれたクルマで音に凝っても、と思われるかもしれません。しかし技術の進歩で、最近のクルマは遮音性が格段に向上しています。まるで音がしないといわれるクルマもある時代なのです。
カーオーディオの世界も多くの高級ブランドがしのぎを削って、良い音を追求しています。クルマという悪条件のなかでも満足できる音を提供したいと頑張っています。もちろんコストもそれなりにかかりますが、かけた分だけいい音が手に入ります。

アンプ、スピーカー配線等々、凝る部分はたくさんある

音にこだわるためには、トータルに考えなければなりません。しかし、オーディオ本体やスピーカーだけ良いものに変えるだけで、それまでの音からは格段に良い音を得ることができます。そして徐々にアンプから細かなところでは配線までを考えて、あなたにふさわしい音を見つけてください。いずれ理想的な音が手に入るでしょう。

スピーカー

音空間として条件の厳しい車内にスピーカーの役割は重要

カーオーディオ本体を指揮者とするならば、スピーカーは楽器そのもの。スピーカーの良し悪しが大きく音そのものに影響します。そしてスピーカーの取り付け位置に制約の多いクルマの中。ホームオーディオのように、スピーカーを左右対称に置き、耳の高さにセッティングしてセンターで聴くというような、理想的なポジションをとることはできません。 制約の多い車内でキレイに音楽を聴けるようにするのが、カースピーカーの重要な役割です。

純正スピーカーではそれなりの音しか期待できない

クルマに付けられている純正のスピーカーはコストを考えて振動して音を出す部分の素材は主に紙を使用しています。この部分にカーボンなどを少し混ぜるだけで、強度がましてメリハリの利いた音になってきます。 また、セッティングによっても音が変化してくるなど、スピーカーは奥の深いアイテムです。

パワーアンプ

内蔵アンプでは考えられない別世界

アンプは通常カーオーディオのなかに内蔵されています。これだけでも音は鳴りますが、小さなサイズのなかに内蔵するため出力の制限を受けざるをえません。パワーアンプを別体で装備するのは、より大きなパワーを得るために大きなサイズが必要だからです。パワーがあれば大きな音を出せるようになるのはもちろん、ゆとりが生まれることで、よりクリアでキレイな音につながってくるのです。

その他関連用品

カーオーディオの交換には知識が必要

純正から良い音を求めて市販のカーオーディオに交換する。市販のカーオーディオは、ほとんどがDIN(ドイツ工業規格)サイズで作られています。ダッシュボードに付いていた純正のサイズの大きさと合えば問題はありませんが、実際は配線や固定するための金具ステーなどが必要になってきます。

取り付けにはパーツが必要

取り付けキットや配線はカーオーディオではなく、車種によって決まってきます。取り付けキットを必要としないクルマは結構ありますが、配線パーツはほとんどの車種で必要です。また、純正カーオーディオで特殊なシステムを採用している場合は、取り付けキットのコストだけでカーオーディオの価格を超えてしまうこともありますので注意が必要です。 カーオーディオの取り付けに迷ったら、迷わずプロに相談して取り付けも任せたほうが安心です。

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